位置情報(Beacon)・ブロックチェーンを使った仮想通貨ウォレットサービスの開発・実証実験を開始

2018年6月28日
位置情報プラットフォームを開発・提供する弊社と、XBANK株式会社(代表取締役社長:中西 威人 以下「XBNAK」)は、仮想通貨CROSSプロジェクトに参画しBeaconと仮想通貨ウォレットを連携したサービスの開発・実証実験を開始しました。弊社が提供するBeaconを使った位置情報インフラシステムの「pinable(ピナブル)」とXBANKが開発する世界特許取得済みのセキュリティ技術を採用した多機能Walletである「X wallet」を連携することで、誰もが簡単に使用できるBeaconシステム+仮想通貨ウォレット+チケットの機能を追加した、Beacon仮想通貨ウォレットの共同開発を進め、イベント・アミューズメント施設や店舗との連携で実証実験を今夏より開始する予定です。

両社はこれらの実証実験を経て、仮想通貨での決済システムの提供やO2Oマーケティングの仮想通貨の利用など様々なサービス開発をします。
例えば特定の位置(Beaconを使った位置測位)でのみ、受け取れる仮想通貨を使ったキャンペーンやbeaconウォレットとブロックチェーンを使ったチケッティングサービスなど様々なサービスをプラットフォーム化して提供してまいります。

■pinableとは
pinableはいままでのGPSやWifiなどのエリア的な位置情報プラットフォームではなく、Beaconを使用することで、よりピンポイントな位置情報を利用した広告やマーケティング分析のソリューションを提供します。またそれらによって得られたビッグデータをロケーションDBとして構築し、位置情報だけでなく属性や行動パターン、周辺環境などのタグ情報も含めた情報をマーケティング分析し、よりエンゲージメントの高いソリューションの提供を可能にします。

■X walletとは
X walletはATMのように老若男女誰もが簡単に使え、高いセキュリティを備えた、高機能マルチウォレットです。現在Beta版が完成し、pinableに接続するBeaconアプリケーションの実装をはじめ今後は国際特許取得済みのセキュリティ技術を実装し、年内を目標に分散型仮想通貨取引システムが接続される予定です。X walletは日本のみならずグローバル市場で展開されます。

■CROSSとは
第二のドバイと呼ばれるアゼルバイジャン共和国に登記のCBASE FINTECH LABがCROSSプロジェクトを主導しています。CROSSはブロックチェーン技術を使い商品・サービス・情報・資産などの存在価値を担保し、トークンによる商品の販売や保管を可能にします。それを実現するためCROSSでは仮想通貨インフラを作り「分散型価値交換プラットフォーム」の構築を行います。CROSSはトークンエコノミーによる誰もが公平な価値を世界に届けられる、便利な世の中をめざします。