位置情報(Beacon)を活用しCRM施策の高度化実現 ~小売企業の実店舗情報武装化ソリューションの開発に着手~

2018年6月26日

この度、弊社と株式会社スマートウィル(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂本 雅志、以下「スマートウィル」)は、業務提携を実施します。

【業務提携の目的】
一般生活者の消費行動は多様化しており、各小売企業は従来以上に顧客の囲い込みを行う所謂CRM活動を活発化させています。しかしながら、実店舗による販売活動は、オンライン通販等と異なり、顧客情報や購買履歴情報等をベースとしたCRM施策が限界でした。

一方で、現代のスマートフォンの普及率に強力に後押しされている「Beacon」のテクノロジーを駆使することにより、オンライン市場では当たり前のように展開されている顧客の行動履歴をオフライン市場でも精緻に捕捉することが可能となります。すなわち、顧客・購買履歴情報に加え、顧客一人一人の行動や趣味嗜好にマッチした更に高度なデータドリブンマーケティングを展開することが出来るようになります。

弊社は、位置情報(Beacon)プラットフォーム事業を展開しています。統合位置情報サービス「pinable(ピナブル)」を2018年2月にローンチさせ、オフライン行動データプラットフォームとしての実績を積み重ねています。7月には、位置情報連動型リターゲティング広告システム「pinable ad R(ピナブル アド リターゲティング)」の提供も開始する等、オフラインマーケティングに拘ったシステム開発を行っています。

スマートウィルは、CRM戦略コンサルティング事業を展開しています。アパレルや化粧品、ライフスタイル関連商材を扱うリテール企業が主なクライアントです。ビッグデータ解析サービスを軸とし、分析結果から施策導出、PDCAサイクル運用まで、一気通貫でコンサルティングサービスを提供し、クライアントの業績向上に貢献しています。

位置情報(Beacon)を活用しCRM施策の高度化実現

今回の業務提携を通じて、Beacon経由で取得する顧客プロファイル情報(位置情報、行動履歴、趣味嗜好など)、アドテクノロジー企業が提供するDSPなどを組み合わせたオンラインの行動履歴情報に加え、クライアント企業が保持する顧客情報(会員情報等)や購買履歴情報等をプライベートDMP上でデータ統合し、1人の顧客の様々な情報を横串通して、1つのIDとして多面的に捉えるCRM施策を高度化出来るようになります。

弊社のビーコン・テクノロジーと、スマートウィルのCRMメソドロジーを融合させることで、より多くのリアル店舗運営を行なう企業様の情報武装化を支援するソリューション開発を行うべく、協業体制を強化致します。

■業務提携の成果、第1弾
弊社の統合位置情報サービス「pinable」をベースに、実店舗情報武装化ソリューションを共同開発し、7月サービス提供を開始する予定です。

【株式会社スマートウィルについて】
社名:株式会社スマートウィル
所在地:東京都港区虎ノ門1-16-4 アーバン虎ノ門ビル6F
代表者:代表取締役社長 坂本 雅志
代表プロフィール :日本生命保険、投資会社などを経て、ベルシステム24の専務執行役COO等に従事、日本テレマーケティング協会常任理事等歴任。2010年独立起業、スマートウィルを設立し現在に至る。
2012年より、青山学院大学大学院講師(現任)担当講座「CRM戦略」
[講演実績]宣伝会議CRM基礎講座他、多数
[著書]この1冊ですべてわかる「CRMの基本」(日本実業出版社)
[連載]センスのいい「個人情報」の使い方(Forbes JAPAN 公式コラムニスト)
事業内容:CRM戦略コンサルティング業務

  • ビッグデータ解析、顧客維持拡大施策企画運用、VIP会員制度構築
  • 各種システム導入コンサルティング
  • 各種研修サービス
  • 市場調査関連業務 等

URL:https://www.smartwill.co.jp/