位置情報マーケティング・プラットフォーム事業を手掛ける弊社は、東京都三鷹市において特定非営利活動法人三鷹ネットワーク大学(理事長：鈴木 典比古)、特定非営利活動法人みたか都市観光協会(理事長:金子 彰)、エム・ティ・プランニング株式会社(取締役会長：三澤 純子)の4者共同で、9月21日から開催される三鷹の森科学文化祭「みたか太陽系ウォーク2018」にて観光地にビーコンを設置し、モバイルアプリケーションで名所を巡りながらスタンプラリーを楽しめる、専用モバイルアプリケーションをリリースします。
国立天文台のあるまち、三鷹市で開催される「みたか太陽系ウォーク」は、三鷹市全域を太陽系天体エリアに分けて惑星スタンプを集めるスタンプラリーです。１３億分の1の太陽系を歩いて宇宙を実感できる「みたか太陽系ウォーク」は今年、１０回目を迎えます。今年は、みたか都市観光協会のＮＰＯ法人化１０周年を記念したデジタルスタンプラリー「お宝発見！ミタカをミタカ」を同時開催することとなりました。本イベントは、三鷹ネットワーク大学の「民学産公」協働研究事業として採択され、エム・ティ・プランニングのデザイン制作とスイッチスマイルのシステム構築で実現します。
■イベント情報
「みたか都市観光協会」NPO法人化10周年記念デジタルスタンプラリー
「みたか太陽系ウォーク2018」コラボ企画
『お宝発見！ミタカをミタカ』デジタルスタンプラリーでまち巡り・三鷹版
三鷹市内24か所の観光スポットにビーコン（発信機）を仕込みました。
デジタルスタンプを集めて「みたか観光案内所」に持っていくと記念の景品がもらえます。
開催期間 ９月21日(金)～10月28日（日）
景品交換 ９月21日(金)～11月4日(日)18時まで
交換場所 みたか観光案内所（ＮＰＯ法人みたか都市観光協会）
http://kanko.mitaka.ne.jp/
三鷹市下連雀3-24-3 三鷹駅前協同ビル101
9:00～18:00 定休日：火
弊社は、Beacon端末と7月にリリースしたロケーションDMPを使った位置情報マーケティング・プラットフォーム「pinable Ver3.0」及びBeaconを感知するSDKを組み込んだ観光用汎用アプリを提供。同社が展開するValue Beacon Network ※1(バリュービーコンネットワーク)と連携して、専用のWebサイトからダウンロードしたスマートフォンアプリを使用しながら、三鷹市内の観光名所に設置した24ヶ所のBeaconを探し、デジタル化されたスタンプを集めていく仕組みです。
Beaconを使うことにより観光客は、観光名所の近くでプッシュ通知を受け名所の概要などをスマートフォンアプリで見ることができます。また、スマートフォンに表示された情報をそのままSNSにアップすることができ情報が拡散されることで観光客の増加を目指します。今後は多言語対にも対応する予定です。
「pinable Ver3.0」では、ユーザーの「だれが、いつ、どこで、なにを」をロケーションDMPとして取得しリターゲティング広告や集客・送客分析を行うことが可能になっています。将来的に地域において、インバウンド観光客への多言語化対応されたアプリケーションでの観光案内だけではなく、地域の専用のアプリケーションにSDKを組み込むことにより、商店街などの広告や情報配信が可能になり、インバウンド観光客の集客・送客分析や、帰国後の越境ECとの連携でリターゲティング広告を配信し、商店街や観光地の活性化や集客が可能になります。
また属性ごとにセグメント化することも可能であり、マッチングした他社の広告を配信することにより、メディアとしての収益を得ることも可能になります。
今回は、三鷹市において、多くの市民や観光客が楽しんでいるイベント「みたか太陽系ウォーク」の期間中に、Beaconを利用したデジタルスタンプラリーを通して、デジタルコミュニケーションの未来を体験していただきます。このシステムは、観光案内のみならず、商店街や地域産業連携、また、子育て支援・生涯教育・健康増進といった社会福祉分野にも応用することができ、街の魅力を受発信することで、地域の活性化を牽引していく効果もあります。
弊社では、今後もBeacon設置数を店舗やアライアンス企業と提携し増やしてまいります。また三鷹市内のみではなく、地域活性化を目的として関東・関西都市部、主要駅、商店街、商業施設、空港などに当社が独自に設置済のBeacon、および当社が提供するValue Beacon Networkにより提携企業からシェアされた約10,000個の設置済みBeaconを利用し、これらから取得した位置情報を用いて、きめ細やかな位置情報と接触ユーザーを独自に分析し、国内の地域活性化に貢献していきます。