弊社と株式会社テクノビーコン(本社:東京中央区、代表取締役社長:伊藤 拡 以下「テクノビーコン」)は、弊社が提唱するBeaconを使った位置情報インフラ構築のValue Beacon Network(バリュービーコンネットワーク)において、両社が設置しているBeaconをシェアすることで、より価値のある位置情報ソリューションを提供してまいります。
弊社は昨年から、10,000個のBeaconを無償で提供するサービスを進めており、すでに空港(羽田空港・成田国際空港・関西国際空港)をはじめ、自治体や交通系企業・広告/プロモーション系企業と連系してBeaconの設置を進めています。
テクノビーコンは東京都内のタクシー約7000台ほか屋内施設や街なかの標識などにBeaconを設置しており、また台湾国内のビーコンと相互連携といった海外事業展開を推進しているため、今後両社でBeaconのインフラ整備を実施し位置情報ソリューションを実施していくことで協業してまいります。
両社はValue Beacon Networkの拡大のため国内だけでなく、海外でのアライアンス先の開拓をすすめ、さらに幅広く位置情報ソリューションのインフラ構築を推進します。
Value Beacon Networkとは、企業・業界の垣根を超えた、位置情報として価値のあるBeaconをインフラ化するネットワーク(コンソーシアム設立予定)
・Beaconソリューションベンダー/ハードメーカー
・交通インフラ企業
・施設運用企業/小売店事業者
・自動販売機やサイネージベンダー
・自治体/観光関連企業
などの企業とBeaconをシェアすることで、価値ある位置情報マーケティングデータ、ロケーションDMPの構築を目指しています。
近年Beaconを利用した位置情報ソリューションは、情報配信にとどまらず、アドネットワークやDMPとの連携やクロスマーケティングなど様々な事例が出てきており、さらにBeacon端末自体も、Bluetooth対応機器の普及と位置情報データの活用により、急速に拡大しています。米国の調査会社ABIリサーチは、2020年には市場が4億台を超えると予測しています。
このような市場拡大を背景に、両社は弊社が提供するBeaconプラットフォームと、Value Beacon Networkを連携し、日本国内だけではなく、東南アジアを中心とした海外市場におけるBeaconを利用した位置情報ソリューションの拡大を目指して参ります。